
アイペイントデザイン事務所 代表
自身の創作活動の原点は子どもたちとの交流。
そう語るイケダさんは、27歳のときに会社を辞め、3年間の海外放浪の旅へ出た。初めての海外、毎日が冒険な日々の連続を書き留めようと始めた絵日記が、その後の人生を変えた。行く先々で綴る絵日記には、日々の生活や出会った人たち、観光地・世界遺産のスケッチ等が事細かく描かれていった。道ばたで描いていると、自然と子どもたちが集まってきた。言葉は通じないが、絵を見せる事で、これまでの冒険を伝え、笑い合い、心で交流した。手を引かれ、彼らの冒険に誘ってもらったこともあった。
そんな体験から、『見ること』が伝えるチカラの無限の可能性を信じて、帰国後の30歳でアイペイントデザイン事務所を設立。
「イラスト・デザインで世の中を楽しく」を経営理念に、お客様の想い・情熱を『見れるカタチ』にするお手伝いとして、店舗・企業・イベント・教育機関等のポスター・チラシ、DMや名刺など、様々なデザインを手がける。
また絵本作家としての顔を持つイケダさんは「ボクの描いた絵本で、異国の地で交流した子どもたちと、再度交流できれば嬉しい。その時彼らが大人になっていたなら、その家族、子どもたちへも届けたい。お世話になった人たち、そしてこれから出会う全ての人たちへ、感謝の気持ちを絵本で伝えたいんです。」と話すイケダさんの目は、異国を放浪していた当時と同じ輝きを放っていた。(文:本人)
梅田NU茶屋町、夙川WORLD TIMESなどで絵本原画展など個展多数開催。阪急百貨店うめだ本店にてお絵描きのワークショップ開催。